こんにちは
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*これは3年前のノルウェーの旅です
たまたまFacebookを開いた時に『過去の思い出』として10年前に行ったヨーロッパのバックパッカーの旅が出てきました。
東日本大地震の年の10月、一月かけてヨーロッパを一人回ったのでした。
今までもそういう旅をしていたかというとまったくで、友人とツアーで海外に行くしか経験がありませんでした。
そんな私がどうして海外の地を一人旅することになったかと言うと・・・
今しかできないと決めてすべてを捨てて旅に出た
私は以前にも書きましたが父を亡くしています。
その父が定年退職後にやりたかったことができずに定年後すぐに亡くなりました。
家族のために人生を捧げてくれたこと。どんなに辛くても働き続けてくれた父の人生を振り返った時に私は今、この時自分がやりたいことをやろうと思ったのです。
そのことによるデメリットももちろん引き受けて・・・
父が亡くなって3年が経った時、精神状態も落ち着いてきた頃にある人のブログを見て私にもできるんじゃないかと思って入出国手続きの不要(シェンゲン条約)なヨーロッパへ旅に出ることにしました。
母に相談することなく飛行機のチケットを手配しました。
今もそうですが、私は誰にも相談せずに行動を取ってしまうところがあり、家族には本当に心配をかけてます^^;
それから今と大きく違うのは
当時はスマホがなかったこと
手元に地図とヨーロッパの全路線を網羅した時刻表と常に睨めっこして行った旅なので本当に大変でした。
安宿の各地でユースホステルに泊まり、同室になった海外の人、日本人たくさん友達ができました。言葉の壁はたくさんあったけれどみんな親切でしたね。
そのワクワクした旅をもう一度したくてもたった10年前なのにもうできないように思います。
あの時のあの年齢の私だからできた旅でした
日本→オランダ→ベルギー→ドイツ→オーストリア→チェコ→イタリア→バチカン市国→フランス→日本
一月かけて8カ国回りました。
物欲にかけるよりも経験欲にお金をかけた方が一生の記憶になる
20代は物欲が強く、自分を着飾ることにお金をかけていましたが、30代になるとだんだんと経験値を増すものにお金を投じるようになりました。
ヨーロッパの旅の後はツアーで旅に出ることをやめて気持ちのおもむくままに旅をしてきました。
ノルウェーではレンタカーを借りて大陸を移動しました。
旅には必ず失敗を修正する力が必要になります。
乗りたい飛行機がストライキを起こされていたり、返品をお願いしたのに対応してもらえずにトラブルになったり、海外で突発的に起きたできことに即座に冷静に対応する力を養えたことは宝ですね。
まして、日本にいたら言葉が通じるんですから海外のハプニングに比べたらなんてことない(笑)
物を買う満足も必要ですが、この経験は私の一生の糧になる。
だからこそ、若い方にはどんどんいろんな経験をしてほしいと思います。
そして、世界の考え方が自分たちが思っていた以上に柔軟性があり、十人十色だということを。
私たち日本人は少し型にハマりすぎてはいませんか?
素晴らしい文化を持っている日本に生まれて、生まれ落ちた瞬間からラッキーでしたが時に考え方が固く生きづらいと感じることがあります。
いろんな考え方があり、いろんな生き方がありそれを誰かが否定したりすることではないのに私たちは誰かをすぐにたたきたがります。
私はいろんな考え方ができる人に出会った時にとてもワクワクします。
そんな考え方があるのか!
そんな見方があるのか!
楽しくないですか?物の見方や考え方が多くあることって。
ヨーロッパを旅していた時に、イギリス人の人に
日本人は羊みたいだね
と言われました。どういう意味?
と聞くと
羊飼いに右と言われたら右に行き、左だと言われたら左を向く
自分の意思がない
うまいこと言うなとも思いながら苦笑いをしました。
協調性があるところが私たち日本人のよいところですが、自分の意見が言えないところもまた弱点でもある。
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